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「酒屋タクシー」

 今回は「酒屋タクシー」を書こうと思います。

 先日の深夜、関内の馬車道を流しているとサラリーマンが手を挙げました。前にいる空車の「個人タクシー」をスルーしての事です。

 さほど酔っていませんか饒舌です。聞いてもいないのに「個人タクシーは大嫌いなんだ」と客。話を合わせる為理由を聞いてみると「生意気な運転手が多い」との事です。特に「レクサスの〇〇番、△△番、□□番、…番は最低」とナンバー迄指定して駄目出しです。

 「レクサス」に載せてやっている位の態度だそうです。

 その為、自分が乗るのは気にしないけど、接待で「個タク」は間違えが有ったら困るので、使わないそうです。デンデンムシ系のタクシーチケットを解約したそうです。

 そんな話の中、「居酒屋タクシー」の話が出ました。自分がこの業界に入る前の2008年頃、東京で「居酒屋タクシー」が問題になったそうです。

 「居酒屋タクシー」は車内でビールなどを提供するするサービスを行うタクシーの事の様です。

 主に東京の中央省庁等に勤務する職員が利用していて、東京都や京都市や大阪市など、地方公共団体の職員も「居酒屋タクシー」を利用していたらしいです。

 その客が言うには、「ポイントカード」を発行して、ポイントが溜まったらキャッシュバックをしていた様です。乗車料金1000円で1ポイント、20ポイント溜まったら5000円のキャッシュバックの様です。

 問題は、公費で購入されたタクシーチケットを使って帰宅する車中でタクシー運転手が缶ビールや肴などを、無料で提供するサービスが国家公務員倫理規定の違反(ないしリベート)に当たるのではないかという事でした。

 職員はタクシー運転手と懇意となり、特定のタクシーを呼び出して利用することで、贈与・接待を行ったタクシー事業者と結びついていたようです。

 有り体に言えば、公費で買ったタクシーチケットを使い、特定の懇意の運転手を呼び出してチケットを使い自宅まで帰り、自分で料金を支払わず、公費購入したチケット代金からキックバックを得ていた事になります。

 税金で買ったタクシーチケットを使い、小遣い稼ぎです。

 「個タク」の運転手も、2万円の運賃がキックバック分を引いて下がっても、馴染みになって、自分に乗って貰える回数が増えればメリットが有ります。

 利用者にとっても馴染みのタクシー運転手であれば、自宅住所やそこまでの道程を分かっていて、その都度指示する必要が無くて、使いやすいという利点もあった様です。

 当然、国会で問題になりました。自動車交通局長は、ビール等の飲食物の提供について、「顧客獲得のための過剰なサービス競争を繰り広げることは、利用者に不公平感を与えるなど、公共交通機関として必ずしも好ましい行為とは言えず、節度をもったサービスを行うことが必要である」との見解を示しました。

 翻って現在です。今、日交が行っているタクシー車内で緑茶の「伊右衛門」を配布する取り組みを始めました。「五右衛門タクシー」と「居酒屋タクシー」の車内で飲み物をサービスする形態は同じです。飲み物を提供するというサービスに限れば同じ事なのに・・・

「五右衛門タクシー」はOKで「居酒屋タクシー」はNO・・・ 

  「日交のサービス」=OK,「個タクのサービス」=NOなのか、それとも「緑茶」=OK,「ビール」=NOなのか興味が有る所です。

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