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「8勤(定時制)、11勤、12勤、13勤を考える」

今回は「8勤(定時制)、11勤、12勤、13勤を考える」を書こうと思います。

 当然ですが、勤務数が減る程収入が減るか、又同じ収入を得る為には勤務数が減ると1日の必要営収が増えて行きます。8勤は定時制とも言われアルバイトに属します。故に会社によっては年金や健康保険に加入できない事も有ります。殆ど定時制は年金等を受給している人、又はそれ程収入が必要ない人が選ぶ傾向が多い様です。

 ある程度収入が有ると年金額がその分カットされる様なので、定時制を選ぶか営収を調整する様です。なのでここでは定時制の事は触れません。

 先ず収入を横浜市の所得平均平均年収400万円を得る事を前提に書きます。400万円の収入を得る為には、400万円/年収÷60%=666万円の営収が必要になります。なので1ヶ月に必要な営収は、666万円/年÷12ヶ月≒56万円/月の営収が1ヶ月必要になって来ます。

 11勤では56万円÷11≒50000円、12勤では約47000円、13勤では約43000円の営収が1日必要になって来ます。メーター金額ではそれぞれ54000円、役51000円、約47000円です。

 話はチョット変わっ前回の運転手の時給の話になりますが、2016年の全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)のデーターによると、タクシー運転手の時給平均は東京で1845円、神奈川で1484円だそうです。

 データーは色々な集計方法が有るので、その集計方法により結果は自ずと異なってしまいます。全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)のデーターでは、東京、横浜の順番で書きますが、年間就労時間は2400時間でほぼ同じです。月に直すと約200時間です。

 1日に直すと勤務体系(出番日数)が異なるので1日には直す事が出来ません。11勤だと200÷11日で1日18時間勤務になりますし、13で番だと200÷13≒15時間になります。要は素直に時給計算が出来ない事になります。

 このデータには平均時給の項目が有りそれが前記した東京で1845円、神奈川で1484円です。このデーターには月収、年収も記載されていて、年収賞与込みで約440万円:360万円、月収は約35万円:29万円だそうです。

 これを元に営収を計算し、歩合給60%とすると月の営収は約58万円:48万円になります。1日の営収は、11勤:12勤:13勤の順番で53000円:48000円:45000円が東京で、横浜は43000円:40000円:37000円になります。

 前に京浜交通圏のデーターが税込み38000円位で税込みでは無いかと書きましたが、この結果を見ると如何やら税抜営収の様でした。

 色々な勤務体系が有るので時給計算は複雑なので、このタクシー運転手の時給平均は東京で1845円、神奈川で1484円を元に次回は考察したいと考えます。


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「タクシーの休みを考える」

 今回は「タクシーの休みを考える」を書こうと思います。

 タクシーの11勤務は、普通の人?の勤務日数に換算すると22日勤務になります。休みは月8日になり週休2日計算になりますが、全てを連休にする事は難しいと思います。

 通常は土曜日、日値曜日が休みになると思いますが、先ずタクシーは決まった曜日に連休を取るのは難しいと思います。

 通常のサラリマンのパターンだと金曜の夜に飲んで帰って、土曜日と日曜日が休みになるのが普通だと思います。・・・何が普通か分かりませんが。タクシーでこの様なイメージで休みを取る事は難しいと思います。仕事が終わるのが早朝なので、如何します。

 タクシーの出番→明番の明番は基本的に休みでは有りません。厚労省により「隔日勤務者の場合は前日の勤務収量後連続して20時間以上の休息時間を取る事」が義務付けされています。要は明番は休日では無く休息時間です。

 12勤務で考えてみます。30日のうち、勤務日が12×2日=24日計算なので公休が6回有るので休日は6日です。その公休6日の取り方ですが、出番→明番を3回繰り返して公休を2日取る方法だと公→公と連休出来る回数が3回有ります。

 出番→明番→公休のパターンだと連休は取れません。何故かと言うと公休の次は必ず出番になっているので、其の公休を出番とすると11勤になってしまい不足した1日を組み入れる日が無いからです。組み入れると出→出となってしまい20時間以上の休息時間を取る事が出来なくなるからです。

 なので12勤の時、連休を取るので有れば、3乗務して休みを取る方が連休は取り易いと思います。が、運転手は感覚手的に明番→公休は連休のイメージでしょう。

 11勤の時は如何でしょうか。計算してみると、出番→明番→出番→明番→出番→明番の後に公休、出番→明番→出番→明番の後に3連休と此処までがワンセット14日間で休みが4日、出番が5日になります。このセットを繰り返す事で11勤で1日の公休が2回、3連休が2回取れます。

 しかし問題が有ります。運転手が好き勝手に出番を11勤や12勤若しくは13勤としていたら、会社は車の手配に問題が出ます。上手く運転手の組み合わせをしないと車が余ってしまい稼働率も上がりません。運転手も担当車が決まりません。又違う乗務回数の運転手同士は担当車がかち合ってしまう為、組み合わせる事が出来ません。基本的に乗務回数が同じ運転手同士を組ませてワンセットとして担当車を決めます。13勤同士や12勤同士です。

 次回は「乗務数を考える」を書こうと思います。

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「タクシーを時給で考えてみる」

 今回は「タクシーを時給で考えてみる」を書こうと思います。

 先ず京浜交通圏での営収平均の35000円/日で考えてみます。月収は35000円/日×13乗務=455000円/月、455000円×60%=277000円/月になります。

 時給に直します。18時間/日×13日=234時間なので277000円÷234時間=1184円/時間となり、1184円が平均営収35000円の運転手の時給です。

 東京では同様の計算をすると、時給1500円になります。

 横浜市の2016年度の平均所得は400万7615円で全国市町村ランクで41位だそうです。週休2日で1日8時間勤務で上記金額だと仮定すると、400万÷12÷22日÷8時間≒1900円となり、一般的な人の時給は約1900円になります。

 東京23区で見ると年収平均は431万円だそうです。因みに一番平均所得は低い区は足立区の324万円で高い区は港区の902万円だそうで、約3倍弱の差が有るそうです。

 神奈川県では1位が鎌倉市の452万円で葉山、逗子と続いて横浜市は4位です。
京浜交通の横須賀市は317万円で20位、三浦市は297万円で27位、川崎市は394万円で5位の様です。結果三浦市と横須賀市でタクシー乗務はチョット厳しいかも‥です。

 タクシー運転手が平均所得を400万円/年得ると、400万円/年÷12ヶ月÷234時間≒1400円となり、時給1400円にしかなりません。仮に週休2日と仮定し1勤務で16時間乗務すると仮定すると、(11勤、16時間乗務)400万円÷12÷(11/勤務×16時間)≒1900円となり、一般的な人の時給の約1900円と同じに成ります。

 では一般的な人と同じ条件(週休2日、1日6時間勤務)で時給約1900円を得る為には幾らの営収が必要なのでしょうか。

 400万円/年÷12ヶ月÷11勤務÷60%≒50000円/日となり、1日の営収は5万円(メーターで54000円)が必要になります。

 微妙な数字です。通常1日18時間勤務で13勤務とすると、営収5万円で年収470万円です。勤務時間が2時間少なくて営収5万円は非常に微妙です。18時間だと時間当たりの営収は約2800円、16時間だと約3100です。本当に微妙です。

 これらを比較した元の数字は所得ベースで、給与所得ではありません。横浜市の給与所得平均は民間の調査会社の調査によれば477万円だそうですが、このデーターでは横浜>東京なので?が付く様な気がします。

 国税庁が発表した1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与では420万円で、男性平均では520万円です。(全国平均)

 まとまりが付かなくなってしまいましたが、いずれにしても週休2日で1日8時間勤務計算で、年収400万円は京浜交通圏では厳しい様な気がします。要は一般勤労者と同条件の時給1900円を稼ぐのは厳しい・・・かも?
同条件で男性平均の520万円を稼ぐには・・・???です。

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「配車アプリを考える」

 今回は「配車アプリを考える」を書こうと思います。

 現在配車アプリは、東京ハイヤー・タクシー協会が運営する東京でのみ利用可能なふざけた名前の「スマホdeタッくん」、日本交通が運営する「全国タクシー配車」、「ウーバ」、「LINETAXI」、「レアタク」の計5種類です。

 耳慣れない「レアタク」はBMWなどの高級車?を呼ぶことに特化したサービスの様です。

 ふざけた名前の「スマホdeタッくん」の対象車両台数は2016年は約12000台らしいです。2016年度の東京23区および武蔵野市・三鷹市エリアの総車両台数は約27000台なので、約44%の車両が該当し、東京23区に限っては約55%がアプリで呼ぶことが出来るタクシーの割合になります。

 「スマホdeタッくん」には現在15の無線グループが加入している様で、日本交通が加盟していた2015年時は8社合計で11000台車両が有り、2017年には日本交通が抜けても加盟会社は8社から11社に増えても、車両は11000台から12000台と1000台しか増えていません。其れだけ日本交通の台数は多かったのでしょう。又 「全国タクシー配車」は元々「日本交通タクシー配車」と言うアプリだった様です。

 LINE TAXIには東京で日本交通も提携している様で、少し古いデーターですが2015年の総台数は約3400台だそうです。

 よって東京23区および武蔵野市・三鷹市エリアでアプリを利用して呼べる車の台数は、「スマホdeタッくん」が約12000台、「全国タクシー配車」は日本交通のグルー会社保有台数すべてが呼べると仮定すると約4200台、LINE TAXIでは約3340台の合計、約19000台にウーバの台数を加えた数になります。

 東京23区および武蔵野市・三鷹市エリアの総車両台数が約27000台なので、その内約70%の車がアプリに依って呼ぶ事が出来る計算になりますが、ウーバの台数と日本交通がどの程度アプリに対応した車を充当しているかが分からないので?ですが、MAXの数字と考えれば良いと思います。

 LINE TAXとウーバのみがカード決済のみになり、他は現金かカード決済を選択出来る様で既存のタクシーと変わりません。全国タクシー配車は事前のカード登録により降車時にカードの提示は必要無くキャッスレスで後者出来る様です。


 2015年のデーターですが、LINE TAXIでは2回以上サービスを利用したユーザーは全体の34%、さらに3回以上サービスを利用したユーザーは15%だそうです。さほどリピート率は高く無い様な気がします。

 チョット気になったのが、「スマホdeタッくん」のページに有った「スマホde駕籠屋」と言うエイプリルフール企画のビデオでした。タクシーを駕籠と捉え配車依頼アプリで行うと駕籠がやって来る内容です。

 東京ハイヤー・タクシー協会はお忘れの様ですが、故横山やすしが起こした「運転手、駕籠かき呼ばわり暴行事件を」を思い出しました。駕籠を担ぐ者は総じて扱いにくく、態度の大きい荒くれ者が多かったようで、上記暴言、暴行事件が起きました。東京ハイヤー・タクシー協会は移動手段としてのタクシーを未だ江戸時代の駕籠と捉えているのですかネ。正直気分が悪いです。

 これでは江戸時代の駕籠は現代のタクシー車両に例えられ、駕籠かきは運転手に例えられます。という事は、運転手はじて扱いにくく、態度の大きい荒くれものになってしまいます。・・・そう言う運転手もいるかもしれませんがネ。

 自分は現代のタクシーを駕籠と捉えると運転手は駕籠かきと連想し、どーもいただけませ。
ん。


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「東京のウーバ」

 今回は「東京のウーバ」を書こうと思います。

 ウーバと言うシェアリングサービスは極端に言うと、学生が課題で提案するビジネスモデル程度のレベルクの単純な発想だと思います。初代IPHONが出来たのが2007年で、2008年にはGPS搭載された3Gが日本でも発売された様で、ウーバの操業が2009年だそうです。

 GPSが搭載されれば学生でもGPSを使った何かしらを思いつくと思います。恐らくそんなノリで考えられたのではないかと思います。

 アメリカのすごいところは、そんなノリで考えた様なサービスが具現化出来る環境にある所だと思います。日本はそう言う環境が5歩も10歩もアメリカンに後れを取っている様な気がします。

 そんなアメリカへのやっかみはさておき、東京のウーバは如何なのでしょう。前にも書いた様に東京には、全国タクシー・ハイヤー協会の運営する配車サービスの車両が約12000台、日本交通の配車サービスが約27000台有ります。しかしウーバの車両台数は非公表なので分かりません。ってか想像も予測も出来ません。

 料金ですが、UBER BLACK(ハイヤー)の場合は、基本料金+時間+距離の合計になるらしいです。又事前に見積もりも算出出来、需要と供給のバランスで料金が変動する所は本国のアメリカと同じ様です。因みにUBER TAXIの料金はタクシーメーターの料金と迎車料金になり、普通に無線タクシーを呼ぶのと同じ料金だそうです。

 ネットを見ると、利用者の感想は予想通り概ね良い感じです。当然です。先ず第1に思うのは、日本のタクシーの運転手の質の低さがウーバでは感じ無い事だと思います。アメリカと同じで運転手の評価システムが有るので、客も安心して乗車出来る事だと思います。これは既存のタクシー運転手にとって重要な事だと思います。

 運転手は客とは一期一会だと思っているので、なかなか個としてタクシー業界を見ないのでなかなか業界のイメージは上がりません。しかし個として評価され、それが営収に結び付く様になれば運転手も考えると思います。

 換言すれば、会社が運転手の教育が出来ず運転手の接客態度の改善が出来ないので有れば、客の直接運転手の営収に結び付く「運転手の評価」と言う力を借りて、タクシー業界のイメージを上げる方が業界全体に良いと思いますが・・・

 しかし業界はそんな事より既得権益を守ろうと躍起になっています。

 タクシー王子(今は社長なのでタクシーキング?)は東京のタクシー料金が世界に比べ高すぎると言う理由で初乗り運賃を切り下げ下げました。しかし逆にある程度距離を乗る客には値上げです。6,5キロ以上乗ると値上げだそうです。

 6,5キロだと2260円が2330円になり約3%の値上げになります。前に書いた様に東京では平均乗車距離が4.1キロと言う統計が出ています。微妙です、2キロから6.5キロまでは値上げの場合と値下げの場合が混在している様です。

 東京ハイヤー・タクシー協会協会長のキングの会社は運転手の教育をしっかり行っているでしょうが、そんな値下げだとか値上げだとかを考える前に、タクシー業界全体を1つの会社と捉え、運転手のイメージを上げる事を考えないと間違いなくウーバに客を持っていかれますヨ。ラインタクシ―も有るし、LIFTもいつ上陸するか分かりません。



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「ウーバの続き」

 今回は「ウーバの続き」を書こうと思います。

 前回までは、主にNYのタクシーの事を書てきました。NYも東京と同じ様に台数がメダリオンで管理され、メダリオンの枚数が制限されていて結果タクシー台数が制限されている事は東京と同じです。

 そこに「一般人が自分の空き時間と車を利用して他人を運ぶ配車サービス」のウーバの登場です。

 ウーバは運転者と利用者がWIN-WINになるサービスです。利用者は料金が違う車種や運転手を選ぶ出来、目的地までの料金も事前に知る事が出来ます。支払いも事前に登録したクレジットカードから落とされる様です。チップの必要も有りません。利用後に運転手を星の数で評価し、評価低いと運転手はウーバから排除される様です。逆に運転手も客を評価する事が出来る様で、評価が悪い客は敬遠され配車に対して応答が無い様です。

 配車は当然GPSに頼り、NYでは概ね5分程度で車が来るそうです。配車は一番近い車に配車指示が出て13秒応答しないと次に近い車に配車指示が出るそうです。ほぼ日本の無線タクシーです。

ウーバは当初シェアリングサービスだったと思います。個の遊休資産(車)移動を希望する人とシェアするサービスだった様な気がします。

 現在このサービスはUberPOOLと言うサービスにカテゴライズされている様です。
所謂、乗り合いタクシーで、日本の白タクの乗り合いバージョンです。

 しかしウーバ―を躍進させたサービスは、日本で言う白タクのUberXでは無いでしょうか。このUberXでの収入が前回書いた収入のメインだと思います。

 ここまでは明暗で分けた明の部分です。当然、明が有れば暗も有ります。当初は個の遊休資産(車)の活用をお題目にしていたのですが、そこはビジネスです。ウーバは車を所有しない人にも1日何ドルかで車をリースし始めたり、クレジットヒストリーが悪く延滞履歴がある人にも小口貸し付けを行うそうです。

 ではウーバの収入源は何だと思います。其れは運転手から徴収する手数料だそうです。
新人登録運転手の場合、最初は1週間で20人乗せられる様になるまでは30%の手数料が徴収されるそうで、其の翌週も20人乗せられれば25%に下がり、それ以降は20%に固定されるそうです。日本で言えば新人が70%の歩合で経験値を積む事で歩合が80%になるのと一緒です。

 若干雰囲気が違いますが、日本の料金体系の様で、流し禁止の無線タクシーです。唯異なるのは、個人が直接1番近い車をタクシー会社を通さず呼ぶことが出来て、運転手をランクを元に選べる事と料金が事前に分かりチップも必要なくキャッシュレスで乗車出来、そして安い事です。

 20%の手数料にするには、先ず最低限の乗車回数の20回をこなす必要が有ります。おのずと日本と同様に無線?が鳴るエリアに行く必要が有ります。アメリカは既にウーバが浸透しているので、街中でもウーバを使うそうです。

 確かにアメリカは広いので、呼んでも車が来るまでに時間が掛かる事も珍しく無いと思います。そんなところでも近くにウーバが有れば5分位でやって来ます。

 確かにWIN-WINの関係で小遣い稼ぎ位のスタンスで臨めば良いかもしれませんが、より大きな利益を求める人間が出て来ると既存のタクシー業界と競合する事は火を見るより明らかです。しかしウーバも企業であり、運転手からの手数料で食っています。

 そうなると会社の利益を伸ばす為には手数料が増えない事にはしょうが有りません。ウーバは安い、安心、怖くない、簡単、清潔などのイメージが出来あっがった今、一番早い方法はウーバの運転手を増やす事でしょう。何の事は無い日本のタクシー会社の増車と同じ事です。この増車は東京もNYも出来ないので、NYではイエローキャブと軋轢が有り、日本では業界が反対しています。

 運転手の自分はウーバに賛成です。理由は客の評価が分かるので評価が悪い客を乗せずに済むからです。

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「ニューヨーク、東京、そしてウーバの続き」

 今回は「ニューヨーク、東京、そしてウーバの続き」を書こうと思います。

それにしてもNYでタクシーの営業の免許を取得する為には、法人、個人タクシーの別無く、約8000万円位かかるとは驚きです。そういえばつい最近HULUのTVドラマで、3人の移民が共同でタクシーを運営していて、1人が自分の持ち分の営業権を手放す必要が有り$250000と言っているシーンが有った事を思い出しました。本当の様です。

 日本も新規免許が認められていないので、法人、個人の営業権もNYのメダリオンと同じ感じです。法人は会社譲渡による営業権の売買で、個人は営業権の譲渡です。形こそ違いますが共に営業権の譲渡になります。日本んもメダリオンじゃんと感じます。

 NYにはメダリオンが1台に1枚必要で、発行枚数もTLCにより制限されています。日本も同様に新規参入が認められてないので現存の車両数も増やせません。NYのメダリオンの台数規制と同じです。

 NYのタクシー運転手の約8割が移民系で、職の最後の砦の様です。こう見ると運営側、就労側から見てNYも東京もタクシー事業を取り巻く環境は変わらない様です。

 違うと感じるのは、個人でタクシーを始める時の必要資金で、NYの方が約40倍資金が必要になる事位でしょうか。

 そしてウーバの登場です。アメリカのウーバを行っている人の年収が想像できますか?
地域にもよりますが、中央値でNYが約700万円、サンフランシスコで約600万円だそうです。ウーバかそれぞれ約1000万円、840万円と公告したため訴訟になり、連邦取引委員会が踏査を行い、それぞれ上記の数字だった様です。

 その為、誇大広告でウーバは約22億円の罰金を払う事になったそうです。

 ウーバは「一般人が自分の空き時間と車を利用して他人を運ぶ配車サービス」として利用されているそうです。砕いて言えば、一般人が「小遣い稼ぎ」として運転手になれるのです。ウーバだけの稼ぎだけだとしたら小遣い稼ぎの域を超えてますよネ~。

 唯1つ自分が分からないのは、上記年収はウーバだけで稼いだ金額なのか、又は本業の給料を足してこの金額になったのかが分かりません。発表は「ウーバ運転手の年収の中央値」なので、本業を足してこの金額の可能性も有る気がします。

 そうすると本業の給与が幾ら有ったかによって、ウーバで稼いだ金額もバラバラです。
2015年のアメリカの年収中央値は、約560万円位だそうです。貧富の差が極端なので中央値を使用しているのでしょう。一般的な算術平均だと約800万円だそうです。そう考えるとウーバで稼いだ収入は、700万円―560万円=140万円という事になります。ですがウーバだけでこの年収という事も考えられるので、そうだとした小遣い稼ぎの域を完全に超えています。

NYも広く年収も下は年収300万円位の地域から、上はNew York Countryの1000万円迄約3倍強の格差が有る様です。

 前記の140万円はれは全米平均の年収を用いた数字なので、NYでウーバがどの位稼げているのかは分かりません。多いのか少ないのか・・・?です。

 今回も長くなってしまったので、次回に「ウーバの事2」を書こうと思います。

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「ニューヨーク、東京、そしてウーバ」

 今回は「ニューヨーク、東京、そしてウーバ」を書こうと思います。

 ついに書く事が無くなったので、ニューヨーク(以下NY)迄足を延ばす事になってしまいました。NYにはニューヨーク市タクシー・リムジン委員会(TLC)というNY市交通局に属する組織が有りそのTKCが許可権者だそうです。NYでは流しで営業を行うには、会社、個人の別なく車体が黄色に塗装されている為イエローキャブと呼ばれているらしいです。

 タクシーの仕事をする上で、TKCの発行した免許が無いと営業出来ず、この権利の事を
「メダリオン」と呼ぶそうです。このメダリオンには枚数制限が有り現在約13,000枚が有るそうです。という事はNYのタクシーの台数は約13000台になります。

 ものメダリオンは転売が出来て投資目的で購入する人もいる様です。そして2013年頃には最高100万ドルの値が付いたそうです。又2015年度は80万ドルにまで下落したそうです。これもウーバの影響ですかネ。

 実際の運営は、NYに複数あるマネージメント組織が行っている様です。各マネージメント組織が複数のメダリオンと車両を有していて、イエローキャブの運転免許を持った運転手がリース料を払って車を借りて運転している様です。

 このメダリオンは個人でも所有できるので、副業でメダリオンを貸している場合や、運転手がメダリオンと車両を持つ場合も有るそうです。こう見ると2〜3人でメダリオンと車両を共有している人もいそうな感じです。

 NYではマンハッタン及び空港以外でイエローキャブを捕まえるのは難しいらしいです。
理由は簡単で営収だそうです。マンハッタンに向かう途中で乗車拒否をする事も多いそうです。その為乗車拒否には日本と比べ厳しいペナルティーが課されるそうです。初犯は$500、2年に以内に2回捕まったら$1000、3年以内に3回捕まったら$1000+ライセンスの取り消しだそうですが、乗車拒否は未だ行われている様で日本と変わりません。

客の多い所へ車が集中する事や、乗車拒否が多い事など、稼ぎ第1主義的な事は何処の国も変らないのでしょうかネ。

NYではマンハッタン以外で流しのタクシーを拾う事が厳しい現状を踏まえ、NY市内の交通環境を改善する事を目標に。TLCは新たにグリーンキャブを導入し、イエローキャブとの訴訟に勝訴したので2013年からメダリオンを発行し営業を始めました様です。

 しかしグリーンキャブには決められた営業区域が有り、その区域内でしか営業出来ないそうです。まるで日本の営業区域の線引きの様で、拾って区域外に行くのは良くても、区域外では拾えないそうで、日本と同じです。

 NYのタクシー運転手の年収をいろいろ調べたのですが?でした。しかし運転手の人種などから見てみると、移民系の割合が就業者の8割を超えている様なので、それ程良い感じはしません。日本もそうですが、何か最後の砦感がある様な感じです。

 NYは個人でも法人でもTLCのメダリオンが必要な事は変わらなく、価格は法人メダリオンの価格はその時の相場にもよりますが、多少法人メダリオンの方が高額だそうです。其れにしても個人タクシーの免許(メダリオン)の譲渡価格が$80万とはブックリ仰天です。日本円で約9000万ですヨ。

 マジっすか。9000万円弱出して採算とれるんですかネ~。採算とれるんでしょうネ~。NYのタクシー事情おそるベシです。

 長くなりましたので続きは次回に回します。

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「タクシーチケット」

 今回は「タクシーチケット」を書こうと思います。

今回も何も書く事が思い浮かばなかったので「タクシーチケット」に関して書こうと思います。なんて事無い話ですが、タクシー運転手は客が乗車する時「チケット使えます?」と「カード使えます?」が第一声だと「きた~!」と思ってしまいます。

 悲しいタクシー運転手の性です。期待に胸がドキドキです。次にドキドキする言葉は「ナビ入れて貰えます?」になります。何れの言葉もロングに結びつきます。悲しい言葉は「近いけど1万円札でお釣り有ります?」です。ロングは期待出来ません。

 第一声が「チケット使えます?」と「カード使えます?」でも、ワンメーターも当然有ります。期待が大きかっただけにショックは倍増ですが、顔には出しませんが心の中では「そりゃ無いでしょ・・・」です。

 タクシーチケットも何十種類も有るので、勤めている会社で扱えるチケットかどうかが分からない時が有ります。殆どのチケットには扱えるタクシー会社の名称が記載されているのですが、記載されていないチケットも沢山有ります。

 新人の頃は分からないので断る運転手も多いと思いますが、ある程度経験を積めばわかる様になって来ます。会社で扱えるとケットでは無いと運転手の自腹です。

 そんな時どうすると思いますか?知り合いにそのチケットを扱える会社の運転手がいれば、その運転手にダンピングして買ってもらう事が出来ます。例えば1万円だったら9000円で買ってもらいます。要は手形の割引と同じ理屈です。でもそのチケットを扱っている会社の仲の良い運転手がいないと無理です。

 会社はそんな所まで面倒見てくれないので、自腹を切るか自分で回収するしか有りません。

 自分も過去に1回だけ有りましたが自分で回収しました。先ず会社の総務に電話をしました。チケット発行会社ではなくチケットを使用した会社です。御社が使用したチケットはうちの会社では取り扱えない事を知らないで受け取ってしまったので、如何したら良いかを電話で尋ねました。

 何てことありません、レシートとチケットを郵送してもらえれば支払ってもらう事で何ら問題なく処理出来ました。当然と言えば当然ですが、諦めないでやってみるものです。

 期限切れのチケットも注意が必要です。見慣れているチケットだと受け取ってしまいがちですが、期限が切れているチケットを出される事も故意ではないにしても有る様です。前に接待か何かで貰ったチケットをその時に使わず後で使う様なケースです。

 Y市では東京4社(大日本帝国)で使えるチケットは、日本交通とKMの2社とそのグループ若しくは提携しているタクシー会社だけです。

 因みに東京4社(大日本帝国)の共通チケットは、その4社であればどの会社でも乗車出来ます。Y市でもそうですが、それらの共通チケットの他に自社独自で発行しているチケットも有ります。要は1つの会社にそのグループで発行しているチケットと自社独自で発行しているチケットの2種類が有るという事になります。

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「運転手のあるある」

 今回は「運転手のあるある」を書こうかと思います。

 何も書く事が思いつかなかったので、運転手の「あるある」を書いてみようかと思います。但し自分の事で他の運転手は分りません。自分によくあるのは長時間客を拾え無いのに、やっと客を拾って乗車して目的地に向かっている途中客がいる事です。3分前にいなかったのに実車になると現れます。自分の日頃の行いが悪いのか度々有ります。

 駅に付けた時、前の車や次の番の車が同じ方向に向かっていて、途中から高速に乗る事も良く有ります。どんだけツキが無いのかそんな日は営収もイマイチです。やはり日頃プンプンして運転しているから罰が当たったのかもしれません。

 あと他の運転手もそうだと思いますが、「運転手さん、何処か旨いラーメン屋知らない?」。聞くなら何処のコンビニ弁当が旨い?と聞いた方が今時です。特にラーメンは好みが分かれるので、聞くのはナンセンスです。

 又「誰か芸能人を乗せた事が有る?」も定番で聞かれる事です。自分は疎いので乗せた事が有るか無いかは自分でも分かりません。

 「前に何やってたの?」も定番で聞かれる事です。自分には何でタクシー運転手しているの?と聞かれている様な気がします。気にし過ぎでしょうかネ。

 あと「最近景気どう?」も結構よく聞かれます、確かに景気に敏感な職業な事は間違い無いでしょうが、聞く運転手に依って返す答えは違うと思います。現実営収2万円の運転手は良くないと答えるでしょうし、6万円の運転手は「ま~ま~です」と答えるでしょう。自分は良くないと答えます。営収6万円でも景気は良くないです。

 身上調査の様、歳、前職、家庭等色々な事を聴いて来る客も稀にいます。答えたくないで適当に嘘をつきます。

 皆さんタクシー運転手の事に興味が有る様ですが、あまり突っ込まずに程ほどに聞いて下さいネ。
 
 「お化け見た事有る?」も聞かれる事が有ります。実際自分は有ります。横須賀に行った時、カップルの客と自分の合計3人で見ました。マジです。でもその日の営収はとても良く8万円有ったと記憶しています。

 ま~、色々なタクシーの運転手の人生は、悲喜交々で人生の縮図で有る事は間違いない様です。

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「大日本帝国と大卒の新卒者」

 今回は「大日本帝国と大卒の新卒者」を書こうと思います。

 話は全然関係ないですが、東京4社の事をなんて言うか分かりますか?「大日本帝国」と呼びます。「大和」、「日本交通」、「帝都」、「国際(KM)」の頭の文字を取ってこう呼びます。

 その中でも「国際(KM)」と日本交通は大卒の新卒者の採用に力を入れているそうです。
KMの場合2015年で109人だそうです。日本交通もおそらく同程度採用したと思います。

平均給与は大卒平均の20万円より多少良いと思いますが、新卒入社の新人の声を聞いてみると、友人の倍位給与を貰っていると言う声も有りますが?です。

 何故新卒者の採用に力を入れだしたかを考えてみました。自分が思うには「やりたい仕事が見つからない」、「何をしたのか自分でも分からない」、「希望する所に就職出来なかった」等の理由で就職をあきらめてしまった学生がかなり存在し、タクシー業界の深刻な人手不足とあいまって、それらの新卒者(就職浪人予備軍)と取り込もうと考えたのではないでしょうか。

 新卒の3年以内の離職率は約30%らしく、離職率では生活関連サービス業が50%位らしいです。タクシーもこの生活関連サービス業に1番近いと思います。

 新卒を募集するタクシー会社もこの数字を知らないはずは無く、「休みが多くて好きな事に時間を費やせる」とか「他の新卒より給料が良い」との甘言を呈して新卒者の囲い込みを行っている様な気がします。

 換言すれば、「腰掛入社でも位から入社して」の様な気がします。しかし中にはタクシーに向いていて長期間勤務して、運転手としてのポジションが班長とかリーダーとかに上がる新卒者もいると思います。

 確かに最初の頃の給料は同期より良いかもしれません。生涯賃金の平均は42年間で2億5千万円だそうです。年に直すと約600万円です。タクシーの運転手で毎年給与を600万円42年間続ける事は?です。

 当然KMや新卒を募集している会社もそんな事は分っているので、取り敢えず腰掛入社でも良く、万一長く続いても個人タクシーになってしまうので過度の期待は新卒にはしていないと思いますが、どうでしょう。

 確かに新卒はタクシー運転手としての色が付いていないので教育はし易いと思います。特に接遇に関しては厳しくチェックされるのでマナーは良いはずです。このマナーの良い運転手が多くなれば会社のイメージアップに繋がり、顧客獲得の武器にはなると思います。

 新卒者もやがて「タクシーの闇」と「楽しく楽して稼げる仕事は無い」事に気づくでしょう。

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「個人タクシーの良いところ」

 今回は「個人タクシーの良いところ」を書こうと思います。

 先ず考えられるのは、稼ぎが全て自分の物になる事でしょう。会社にもっていかれる金額が無いので、頑張ればそれだけ給料も増えます。仕事のスタイルにもよりますが、無駄な走りをせずガソリンを節約して実車率を上げ、経費を節約する努力をおこたわなければそこそこの営収は稼げると思います。

 あとは個人事業主なので、時間が自由です。隔勤、夜勤、日勤の別なく自由にその日の気分で仕事が出来ます。仕事に行きたくなかったら休めば良いし、早く帰りたかったら帰れます。法人はそうは行きません。

 それでは何故夜に乗務している個人タクシーの運転手が多いのでしょう。其れは同じ様に乗務していても、法人タクシーと個人タクシーを比べると遥かに個人タクシーの方が営収が良いからです。換言すれば手が挙がり易い事です。
 
自分が乗務しているY市の中心部に有る地区は、断然個人を選んで乗る客が多いのが事実です。法人タクシーの空車は平気でスルーして後の個人に手を挙げます。個人が強いナ〜と思う瞬間です。繁華街で渋滞していると運転手は客の顔を見ながら走るので、酷いのになるとわざわざ背を向けたり手でバツをします。気分が悪いです。

 あと接待客を送る時に使うタクシーも断然個人が強いです。とにかく営収が上がる2割増し以降の繁華街では個人が圧倒的に強いでしょう。何せ車が違います。客としては当然同じ金額を払うなら良い車に乗りたいでしょう。しかし法人がクラウンスーパーデラックスの黒車、個人がプリウスでも個人に乗る客もいます。

 そう考えると、車種が良いからだけで選んでいる客だけでは無く、個人ブランドで選んでいる?と思ってしまいます。

 客が手を挙げて法人タクシーを拾うと、ホステスが客に「個人じゃないけど大丈夫?」なんて言っている事を何回聞いた事が有るか数えきれません。

 個人タクシーは固定の顧客を捕まえ易いと思います。水商売で言えば指名客です。法人の様に出番が決まっていないので、客の都合の日時に合わせられます。法人の場合出番が決まっているので、出番でない時に指名を貰うと同僚に頼んで行ってもらう事になります。

 よって個人タクシーの良いところは、出番の時間が自由になり、それにより指名客が捕まえやすく、又2割増しの時間帯は圧倒的に強い事でしょう。

以上の様な理由から法人の時より営収が良くなり、法人の時の営収に占める給与歩合が60%だったのが80%位にあがるので、法人の時より営収が上がり又歩合も上がる事になるので、結果として年収も上がるのでしょう。

 しかし個人タクシーにも問題は有ります。会社がガードしてくれないので、全ての責任が自分に掛かって来ます。車をぶつけたり事故った時は全て当然ですが自己責任です。

 そうは言っても個人タクシーは良いかもです。足切ぎりぎりだった運転手が、月の営収を70万円上げられるのですから。

 しかし苦しんでいる個人運転手の話も聞きます。車両関係の出費が大きすぎて、営収とのバランスが取れないらしいです。個人タクシーの運転手の話を聞くと、個人タクシーを拾う客でも車を選別する客が少なからずいるらしいです。

 2割増し以降の時間は、良い車で無いと売上に差が出るそうです。その為自分の営収に見合わない車両を購入して、ローンに苦しむ事になるそうです。

 個人タクシーも営収が上がらないと良い車に乗る事が出来ず、その結果車で客に選別されて営収が伸びなく、無理してローンを組んで車を購入しても営収が付いてこないので更に苦しむ、と言った悪循環になるのでしょう。

 個人タクシーで金銭的に良い思いをするには、法人で月の営収が85万円位上げられる力が無いと厳しいでしょう。個人タクシーで営収70万円位だったら、所得税、市県民税、保険、年金等を差し引くと、手取り月収で40万円前後で年収500万円位です。この金額なら法人でも可能です。

 足切ぎりぎりだった運転手は良いと思いまが、更なる高見を目指すとなるとどうでしょう。いずれにしても個人タクシーでも頑張らないと美味しい思いは出来ないと思います。個人タクシーのブランドだけだと楽ですが、美味しい思いが出来る程タクシーの仕事は甘く有りません。 

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「個人タクシーの続き」

 今回は「個人タクシーの続き」について書こうと思います。

 前回書いた「カマボコ」はほぼ組合を何らかの事情又は違反によって除名さてれた個人タクシーです。よって組合は除名されても個人タクシーの営業許可は生きているので営業できる事になります。

 今は例が無い様なのですが、相続と言う形で営業権を相続して営業出来た時代も有った様です。悪い奴は養子縁組をして相続によって個人の免許を取得したそうです。

 昔の要件は分りませんが、現在も相続による営業許可は可能です。取得の現要件は
被相続人が75歳以下且つ相続人が個人免許取得要件を満たす事が必要らしいです。国の試験は必要でしょうが、組合の試験は分りませんが必要ではない様な気がします。

 それでは個人タクシーで年収1000万円は可能なのか考えてみたいと思います。駐車場の所有の有無や車両代金の支払いの有無によってかなり違うと思います。

 なので経費関係は法人タクシーを参考にしたいと思います。事務員を除いた経費率が正しいのかは?ですが、データーが無いのでその数字18%を使います。組合費、サソリン代、維持費、保険等諸々の合計です。分かっているのは組合費の5〜6万円/月、ガソリン代は1日200キロ走ると仮定して200キロ÷6キロ/L×130円/ℓ×24日≒10万円で合計15〜16万円になります。あとは保険料と車にかかる整備点検費用位だと思います。

 その他営業車両をどのグレードにするか、又は新車か中古車にするかで大きく違ってきます。5年払いで毎月5万円のローンで買える車を選んだと仮定すると、組合費5万円+ガソリン代10万円+車ローン5万円=20万円になります。上記保険等の諸経費を10%とみると合計22万円位になり、概算ですが営収に関係なく月20万円前後が経費だと思います。

 経費率は概ね20%位ではないでしょうか。仮に100万円/月の営収が有れば、法人は歩合給60%で60万円、個人は80%で80万円になります。

 これなら如何にか年収1000万円は見えてきます。又売上1000万円以下は消費税が非課税なので申告の必要は有りません。(所得に加算して所得税の申告は必要ですが)

 では法人で営収100万円/月が厳しく、個人になったからと言って可能になるでしょうか。法人で1000万円(月の営収約85万円)出来ていれば、年収1000万円は楽勝でしょう。では出来なかった運転手は如何でしょう。

 自分の周りで個人になった運転手の話を聞いてみと、法人の時の営収が下から数えた方が早い位の運転手でしたが(ほぼ寝ていました)、現在夜勤シフトで営収70万円位だそうです。

 確かに走っているのを見かけます。個人になった運転手はほぼ夜をメインにしています。若干都年の行った運転手は昼をメインにしている様です。

 長くなったので次回は「個人タクシーの良いところ」を書こうと思います。

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「個人タクシー」

 今回は「個人タクシー」について書こうと思います。

 個人タクシーを始めるには、既にご存知の通り最低法人で10年の勤務経験が必要です。
又トラック等一般旅客自動車運送事業(タクシー・ハイヤー・バス)以外でも運転経歴に含まれますが、その年数は50%として計算されますが、申請2年以内はタクシ―会社に勤務していなければなりません。

 要は16年間トラック等一般旅客自動車運送事業に従事して、あと2年間タクシー会社に勤務すれば、取り敢えず個人タクシー免許資格の受験は出来る事になります。

 細かい事は受験年齢によって違ってきます。あとは受験日より遡って3年間無事故無事故無違反でないと受験出来ません。タクシーには地理試験と言う物もあり、現在は2種免許を取得してタクシーに乗務する場合は合格しないと乗務出来ません。

 個人タクシーの免許を取得する為には、この地理試験が必要な場合と不必要な場合が有ります。15年以上乗務経験が有るか、申請日5年間無事故無違反の場合は免除されますが、それ以外は免除されません。

 個人タクシーの試験は年3回有り、地理試験免除の法令のみの試験は2回で3月と7月、地理試験が免除されないと11月の1回しか有りません。

 自分が条件的に厳しいと思うのは、無事故無違反の年数だと思います。違反や事故は起こしたくて起こす物では有りません。ふとした気の緩みや魔が差した時に起こってしまいます。「何時もは気を付けてる」と思っても後の祭りです。

 個人の資格を取れ10年まであと1年、無事故無違反も後3ケ月で3年。そんな時に違反したらあと3年待たないと受験資格は有りません。何人もそんな運転手を見て来ました。本当に可哀そうです。

 仮に受験して合格しても、免許が交付されるまで無事故無違反を続けなければOUTです。その為合格した運転手のほとんどが有給を使って休みます。

 現在小泉改革でタクシー車両が増え過ぎた為、法人、個人に限らず台数制限が有ります。個人も新規免許が認められないので、営業権の譲渡と言う形を取っています。譲渡なので金銭が絡んできます。現在一般的に言われている営業権譲渡価格は車両代金込みで200万円位だそうです。これは車両代込みの価格で、古い車両でこの位だそうなので、買い換えて日が経ってない車は多少金額が増すと思います。

 仮に譲渡する車が10台で希望者40人という事も珍しくないそうです。では譲渡の順番はどう決めると思います。「クジ」らしいです。10年もタクシーの仕事をして来て、個人タクシーになろうと決め、最終決着が「クジ」なんて洒落になりません。

 Y市には4つの個人タクシーの組合が有ります。個人タクシーを始めるには先ずこのいずれかの組合の試験に合格するしか有りません。合格して初めて個人タクシー開業の為の国家試験を受験する事が出来ます。

 国の試験は馬鹿でも通るほど簡単だそうで誰でも合格するそうです。よって前記「クジ」は組合の順番を決める為のクジです。

 あと1つ業界では「カマボコ」と言われる個人タクシーも存在します。個人タクシーの行燈は、デンデンムシか提灯だと思います。しかし偶に「個人」とだけ書いて有る行燈を見ると思います。あれがカマボコです。

 長くなったので個人タクシーの収支は次回に書きます。

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「年収1000万円の可能性」

 今回は「年収1000万円の可能性」を書こうと思います。

 年収1000万円を得るのには、歩合を60%と仮定すると10,000,000/年÷60%≒11660万円の年間営収が必要になります。月の営収に直すと約140万円で、メーター金額では151万円です。

 日々の営収に直すと13勤務で税込みで約12万円です。はっき言って無理です。何年に1度有るか無いかの営収です。この営収をコンステントに売上げないと年収1000万円にはなりません。

 平均客単価1400円前後の商売で12万円を売り上げる事はこの数字を見ても無理な事が分かると思います。

 では稼げると言われている夜勤ではどうでしょうか。数字はそのままで出勤が26日になるだけなので、平均6万円/日の営収が必要です。この筋は京浜交通圏では偶に有ったとしてもコンスタントとなると無理です。

 夜勤でトップクラスの運転手は、月の営収が100万円の少し上位だと思います。なので100万円/日÷26日≒38000になります。仮に4万円/日としても月の営収104万円で、年の営収は約1250万円、年収は750万円にしかなりません。週に1度休む計算ですが体がもちません。

 以上の事から年収1000万円を得る事は実現不可能な事が分かると思います。実現可能な年収は、夜勤、隔勤の別なく、月の営収が100万円で歩合給60万円/月で年収720万円、チョット無理して800万円位が精一杯ではないでしょうか。

 実際乗務してみると、隔勤、夜勤の別なく月の営収の100万円と言う数字は厳しい数字です。夜勤はどうにかなると思いますが、隔勤で日々の税込営収80000円をコンスタントに上げる事は?です。8万円の営収は平均営収の2倍以上です。

 根拠は無いですが隔勤の営収を頑張って平均の2倍だったとすると、月の営収は91万円で歩合給約55万円です。年収は約660万円です。

 隔勤の場合1日でも5万円台の売上が有ったら、11万円の日も無いと平均8万円にはなりません。

 京浜交通圏では隔勤で平均営収を月にコンスタントに100万円は厳しい様な気がしますが、東京23区では営収8万円/日は充分可能だと思いますが、毎日コンスタントとなるとどうでしょう。厳しい様な気がしますが、トップクラスの運転手は可能な数字だと思います。

 結論として、タクシーの仕事で1000万円の年収は無理です。京浜交通圏では隔勤での勤務で得られる年収は7万円×13乗務/月×12ヶ月×60%≒660万円位、夜勤では4万円/日×26乗務×12ヶ月×60%≒750万円位ではないでしょうか。

他方東京23区では、隔勤での年収は約750万円(営収8万円平均)、夜勤では5万円/日×26乗務×12カ月×60%≒930万円となりますが、夜勤で日々コンスタントに5万円の営収を上げれるかは経験が無いので全く分かりませが、東京の営収平均は京浜交通圏より1万円高いとして出した数字です。

 経験上夜勤で100万円の営収は、身体的、精神的に持てば可能な事は経験上分かりますが、残念な事に自分は精神的に持ちませんでした。

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