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「事前確定運賃」

 今回は「事前確定運賃」について書こうと思います。

 昨今、業界内でもタクシー運賃の「事前確定運賃」の事が、時折運転手の間でも話に出ます。

 スマホでの配車に対し事前に運賃が分かる事に対し国交省のコメントは、利用者側は「事前に運賃を提示して乗客の渋滞を気にしないで安心して乗れる」、タクシー側は「生産性の向上が図れる」としています。

 では我々運転手側のメリットとして挙げられるタクシーの生産性って何ですか?無理やり自分がタクシーの生産性を考えると、時間当たりの実車率又は走行距離当たりの実車率になります。今回の「事前確定運賃」は時間当たりの実車率を意識しているのではないでしょうか。

 抑々、タクシー業界に「生産性」と言う言葉を持ち込む事自体、自分は「ナンセンス」で、タクシー業界には馴染まない様な気がします。

  運転手だけが仕事し,努力すればよいのなら,会社も経営者も要りません。生産性の向上は組織的な努力があって初めて実現する様な気がします。現場の努力を組織的に活用しようという経営者側の努力がなければ実現し得ません。生産性が向上するには雇用主と運転手とが互いに同じ方向を目指して努力する必要があります。そして,そのためには,会社と運転手とが利益とリスクとを公平適切に分かち合う必要があると思います。

 自分が考える「生産性」が正しいと考え、又「生産性」を「時間当たりの実車率」と捉えると、「事前確定運賃」はどう生産性を上げる事に寄与しているのでしょう。

 今回の実証実験は、既に8月7日から東京特別区・武三地区で始まっている様です。
日交、国際、大和、第一の4社で実証実験を行っているそうです。

 今回もタクシー王子率いる「日交」は、グループ全社の4170台をこの実験に参加させている様です。

 タクシー王子は、タクシー改革の第1の矢「チョイ乗り」に続き、第2の矢の「事前確定運賃」を放ちました。さて、第3の矢は・・・・

 タクシー王子は「日交」の代表取締役社長を退任し「会長」職に就任した後、業界のロビー活動に勤しんでいる様で、今回も国交省から「成功させ全国展開」のコメントを取り付けています。タクシー王子は何処を目指しているのでしょう?

 初日の実験では、日交は148回の注文が有り104回を「事前確定運賃」で配車したそうです。平均単価は5778円だった様です。・・・そこそこ良い数字です。
ここで思うのは、「事前確定運賃」が周知されれば、中長距離の客は「事前確定運賃」アプリ配車を望むと思います。その結果、全国展開をしている日交の「全国タクシー」アプリが有利ではないでしょうか。結局、タクシー王子はなんだかんだ言っても「日交」です。

 当然ですが、自分は「事前確定運賃」は反対の立場です。

 



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